現代人の生き方は、どちらかと言うと「交感神経」的な生き方である、などと言われています。
これは、自律神経の「交感神経」と「副交感神経」の働きのことを言っているようなんですが、「交感神経」は、どちらかと言うと、緊張感を保つ働きがあり、「副交感神経」は、筋肉の緊張を緩めリラックスするといったような神経を司っているようです。自律神経は、この「交感神経」と「副交感神経」のバランスを保っているようなのですが、現代人は、交感神経が有力的に働いていることもあり、どちらかというと、ピリピリイライラとした時間が長いというようなことが考えられるようです。
このピリピリとイライラした時間が長いということは、日々のストレスによる、身体的なダメージや、メンタル的なダメージの回復が、リラックスすることなどによって得られにくいというような考えもあるようです。「交感神経」だけが、過剰に働いてしまうような状態は、「自律神経の失調症」などといった形で、自律神経のバランスの乱れなどを指摘されることが多いようなんですが、自律神経が乱れることで、様々な体調不良などが起こるなどとも言われています。
「なんだか疲れが取れない」「夜にうまく眠れない」「肩こりがひどい」「頭痛に悩まされている」など、このような日々の慢性的な体調不良は、自律神経の乱れなどから起こっていいるのではないかなどと考えられているようです。